トップレベルの劇場・音楽堂等が自らのミッション(社会的役割等)を踏まえた上で、強み・特色を活かし、我が国の実演芸術の水準向上、並びに地域コミュニティの創造及び再生をはじめとする様々な社会的課題の解決を目指す戦略的な事業計画(5年間)に対して支援する事業です。
本事業は、長期的な視点から事業の実施状況を確認していく必要があることから、事後評価に当たっては、予定するアウトカムの発現に向けて、以下の表のと おり段階的な評価を実施します。
評価の名称 | 実施時期 | 評価の内容 |
---|---|---|
中間評価 | 事業開始2年目 | ・事業の実施状況の確認 ・今後の事業継続の判断 |
最終年度評価 | 事業開始5年目 (事業最終年度) |
・事業の実施状況の確認 ・アウトカムの発現状況の把握 |
事後評価 | 事業終了翌年度 | ・事業の総括 |
妥当性 | ・事業計画に必要な構成要素が有機的に連関し、当初の予定通りに事業が進められているか。 ・助成に値する文化的、社会的、経済的意義等が継続して認められるか。 |
有効性 | ・目標を達成し、アウトカムの発現は可能か。 |
効率性 | ・アウトプットに対して、事業期間が適切で、当初の計画通りに進んでいるか。 ・アウトプットに対して、事業費が適切で、当初の計画通りに進んでいるか。 |
創造性 | ・事業計画の内容が、独創性、新規性、先導性等に優れている(と認められる)か。 ・事業の実施によって、当該劇場・音楽堂等の国内外での評価の向上につながっている(と認められる)か。 |
持続性 | ・事業計画を通じて組織活動が持続的に発展する(と認められる)か。 ・持続的なアウトカムの発現・定着が期待できるか。 |
※本事業では、原則として平成30年度から5年間を採択期間としている。ただし、旧「劇場・音楽堂等活性化事業[特別支援事業(採択期間5年間)]に採択されていた劇場・音楽堂等については、特例として、その残存期間につき、引き続き本事業により助成を受けられることとしており、「3年間」とあるのは、その特例による劇場・音楽堂等であることを表している。
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